2015奥久慈トレイル50K：石の町にも三年：SSブログ

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2015奥久慈トレイル50K　[レース＆イベント] [編集]

今回はビブラムFFで（→3年前）。60kmくらい/9時間21分(総合16位/出走606人)

やっぱり奥久慈はきつかったです。

レース本番以上に気を使った前の週の台湾出張。太らないように毎晩、会食の後にジムトレしてました。そんな摂生の甲斐あってか当日の体重は、まずまず。ただ、調子が読めないので前半は様子見で走りました。前日受付に新車で連れて行っていただき、ガソリンと体力を温存させてくれた会社の先輩にも感謝です。

↑スタート前。ハセツネとかに比べると、雰囲気は相当穏やかです。

3年前は序盤の渋滞でタイムを落としたので、今年は40番目くらいでゲートを出ました。序盤、イバラッキーズの試走よりも遅いペースだなーとセカセカ進んでいたら、途中12位くらいまで上がって、これは出過ぎだということで意識的にペースダウン。結局、各エイドで水をがぶ飲みしてる間に二人ずつくらいに抜かれて、その後抜き返すというパターンを繰り返し、16位でフィニッシュ。えっ？？と思うくらい出来過ぎな結果でした。

毎度のごとく、パンフのマップに目を通す事はありませんでしたが、試走でおおよそコースを把握していたので、精神的に楽でした。序盤は時間の割に、距離が全く伸びないので、知らないと参ってしまうと思います。

今回つくづく思ったのは、
レース中、何度もやってくる体の不調を理解して、都度対策をしていく事が大切だということでした。喉の渇きには水、攣りには電解質、疲労感にはアミノ酸or糖質、走りたくなくなったら...休憩。レース経験も増えてきて、この辺りのパターン化がかなり出来てきたかと思います。体育会系のメンタリティーがあれば、少々不調でも根性で走りきれるのでしょうけど...私には無理なので(^_^;)

ゴール後。ギリギリもったビブラムFF seeya。そもそも相当ボロボロなので、新品で臨むつもりでしたが、米amazonからの配達が間に合いませんでした。問題の石コロ林道は、以前紹介した金属プレートで難無くクリア出来ました。薄いソールできちんと走りたいという人は対策が必要だと思います。

前回同様、私設エイドがとても充実していて、ありがたかったです。漬物とか野菜とか麦茶とかの美味しさもさる事ながら、皆さん楽しみながら応援してくれているのを感じ取る事が出来ました。本当に感謝感謝です。レース翌日、偶然、NHK茨城で赤岩の私設ADの特集を見かけました。なんでも過疎化が進む赤岩集落では、年に1度のエイドの運営が地元の方々にとってのお祭りみたいなもので、選手が喜ぶ姿を見るために惜しげもなく私費を投じてくださっているとか。走っている側として何より嬉しい事だなと思いました。そんなエイドが他にもたくさんある奥久慈。コースはきついけど、また、走りたくなりますねー。