Everesting 青草湖國小上高峰 [レース&イベント]
2023.9.24
なんとなく最近気になっていて、やらないといけない気がしていたエベレスティングに挑戦。ギリギリのところを最後までキープして8849m上り達成!! 208km9045mUp/18時間59分(→strava)。
達成後のカウンター&サイコンの写真。そして翌日には公式にEverestingが承認されて、Hall of Fame:名誉の殿堂入りも成功〜。私調べでは台湾国内のEveresting以上の成功例としては18件目のHall of fame登録でした。(double,tripleは登録無し)
Everesting公式サイト: https://everesting.cc/
日中の暑さのせいだと思いますが、とにかく辛かったです。
一日で7000m以上上ったことが無かったので、そこも自己記録更新です。
準備としては基本はコース決めと何回登ったかを確認するカウンター取り付けくらいでした。
まず先人たちのウェブサイトを参考にして、コース選択のポイントを決めました。
・傾斜はなるべく急なこと、ただし平均10パーセント以下(距離を伸ばさずダメージなく登る観点)
・コンビニ補給ができること(一人なのでそれしか補給出来ない)
・交通力が少ないこと、Uターンしやすいこと
・家から近いこと(安心感)
・日中日陰が多いこと(せめてもの暑さ対策)
ざっくりstravaでセグメントを眺めて、飛鳳山(2.12 km 7.3% 154 mUP)か、: 青草湖國小上高峰(0.91km 9.2% 85mUP)に絞り、ほぼ全ての要件を満たす高峰のセグメントをランで下見し、実施を決めました(実施三日前くらい...)。ランだと急すぎて走って登れませんでした。
それと事前にEveresting計算機(Calculator)で必要回数を計算しました。
→必要回数は103回... 私もこれを信じて目標を104回に設定しずっと上っていました。
しかし100回上った後のコンビニ休憩で 85m × 104 =8840m となり、Everest標高8849mにわずかに足りない事に気づいたのです。辛かったですが、万が一標高が足りずに不認定になるくらいならと105回(8925mUp)にtargetを変更したのでした。これが自分でも驚きの大正解。
最終的な認定の結果は105回で8883mだったので、かなりギリギリでした。103とか104だったらNGだったことを考えると、Calculatorの数字を完全に信じるのはやめた方が良さそうです。少なくともStravaセグメントの獲得標高で8849を割って、プラス1した方が良いです。
すでに重要なことは全て書きましたが、あとは早い時刻に開始して、ひたすら登るだけです。私の場合は早朝2時開始したかったですが、少し寝坊とコンビニ寄ってたので2時半頃の開始。
セグメントの終わりのところに修理工具やモバイルバッテリー、補給、水を置いてスタートしました。
逆からの写真。ファミリーマート(全家)が近いです。
コースは0.9km平均9%、舗装はまぁまぁ綺麗で途中急なヘアピンカーブあり。傾斜は不均一で、感覚的に13%を超える区間が3箇所、緩傾斜も2箇所ありリズムを取りやすい上りです。
決まったところにワンコもいます。3登目までは元気に追いかけてくれましたが、4登目以降はお利口さんに静観してくれました。
日が登るころには近所の人も活動し始め... いつの間にか補給物資を飲食店(当日はお休み)の窓際席に置いてもらえることになりました。さらに店の人から激励のメッセージとナイフ笑
ビール飲んでも良いよと言われたのですが、そこは流石にパス。でも色々話かけてくれて、さらに冷蔵庫も使わせてくれたりと中盤以降暑くなってきてからは特に助かりました。感謝です。
最初は10本刻みに休憩を入れて30登まで。登りは5分台で下りは2分なので、計8分として10本80分でお釣りが来るくらいでした。1cycが8分として休憩無しの105登でも840分=14時間かかる計算、長い...。ざっくり12時間くらいで終わるの予想してたのは見込みが甘すぎでした。
7,8時間台で走り切るコンタドールや高岡さんは同じ人間とは思えないですね。
↓はこのチャレンジの全てを物語っていると言っても過言では無いタイムチャート(標高、パワー、気温)。
徐々に気温が上り、50登目を迎える頃には消耗具合が一気に大きくなりました。
当日の天気。9月も終わりに近いですが台湾は暑い。
バテバテで走っても苦しいだけなので、コンビニ休憩をこまめに挟んで氷と掛水を活用しました。家族に約束していた帰宅時間から、終了予想時刻がどんどん遅れるのが心苦しかったです。でも再チャレンジだけはやりたく無いので、休憩してコツコツ登るを繰り返しました。100登は凄まじく遠いので、まずは目先の5本と言い聞かせてコツコツ。
日が暮れてからはややペースが戻って、92-100は9本連続で登れました。最後の4本を前にコンビニ休憩。これは正しい判断でした。休憩時に改めてStravaセグメントの獲得標高に104を掛けて、エベレストに足りない可能性あるので目標を105本に修正。22時前に無事105登を終えたのでした。
最後の登りの後、Garminサイコンだと累積標高差が8951m(気圧ベース)。すぐにデータuploadしてStravaの標高だと9045mになり達成を確信。かつセグメントもカウンター通り105回正しく表示されていました(2回ほどカウンター押したかどうか怪しい時がありどうかと思っていた)。
アパートまでは下り基調3kmでウイニングランのはずが、あまりにフラフラで下手したら吐きそうでした。家に帰ってシャワーと食事と洗濯までした時点でだいぶ回復。その後、Everestingの申請をしました。参考にしたWebsiteではVeloviewerの関与が必要とあったのですが、Stravaのログページ提出のみで申請出来ました。
翌日、申請は認められ晴れてEveresiting達成者となったのでした(涙
ありがとう家族、コース近所の人、昼のファミマの人、夜のファミマの人、夜の犬、昼の犬。
そして最後まで頑張ったあの時の自分にも感謝!!
案外やればできるね。10月からハードなイベントが続きますが頑張れる気がしてきました!!
<2023.10.1追記> ランニングも兼ねてお世話になった小吃店の老闆にお礼を言いに行きました。
ちょうどご夫婦にお会いできて良かったです。
ついでにセグメント中の写真も。
上からスタート地点付近、直線区間、ヘアピンカーブ付近。
なんとなく最近気になっていて、やらないといけない気がしていたエベレスティングに挑戦。ギリギリのところを最後までキープして8849m上り達成!! 208km9045mUp/18時間59分(→strava)。
達成後のカウンター&サイコンの写真。そして翌日には公式にEverestingが承認されて、Hall of Fame:名誉の殿堂入りも成功〜。私調べでは台湾国内のEveresting以上の成功例としては18件目のHall of fame登録でした。(double,tripleは登録無し)
Everesting公式サイト: https://everesting.cc/
日中の暑さのせいだと思いますが、とにかく辛かったです。
一日で7000m以上上ったことが無かったので、そこも自己記録更新です。
準備としては基本はコース決めと何回登ったかを確認するカウンター取り付けくらいでした。
まず先人たちのウェブサイトを参考にして、コース選択のポイントを決めました。
・傾斜はなるべく急なこと、ただし平均10パーセント以下(距離を伸ばさずダメージなく登る観点)
・コンビニ補給ができること(一人なのでそれしか補給出来ない)
・交通力が少ないこと、Uターンしやすいこと
・家から近いこと(安心感)
・日中日陰が多いこと(せめてもの暑さ対策)
ざっくりstravaでセグメントを眺めて、飛鳳山(2.12 km 7.3% 154 mUP)か、: 青草湖國小上高峰(0.91km 9.2% 85mUP)に絞り、ほぼ全ての要件を満たす高峰のセグメントをランで下見し、実施を決めました(実施三日前くらい...)。ランだと急すぎて走って登れませんでした。
それと事前にEveresting計算機(Calculator)で必要回数を計算しました。
→必要回数は103回... 私もこれを信じて目標を104回に設定しずっと上っていました。
しかし100回上った後のコンビニ休憩で 85m × 104 =8840m となり、Everest標高8849mにわずかに足りない事に気づいたのです。辛かったですが、万が一標高が足りずに不認定になるくらいならと105回(8925mUp)にtargetを変更したのでした。これが自分でも驚きの大正解。
最終的な認定の結果は105回で8883mだったので、かなりギリギリでした。103とか104だったらNGだったことを考えると、Calculatorの数字を完全に信じるのはやめた方が良さそうです。少なくともStravaセグメントの獲得標高で8849を割って、プラス1した方が良いです。
すでに重要なことは全て書きましたが、あとは早い時刻に開始して、ひたすら登るだけです。私の場合は早朝2時開始したかったですが、少し寝坊とコンビニ寄ってたので2時半頃の開始。
セグメントの終わりのところに修理工具やモバイルバッテリー、補給、水を置いてスタートしました。
逆からの写真。ファミリーマート(全家)が近いです。
コースは0.9km平均9%、舗装はまぁまぁ綺麗で途中急なヘアピンカーブあり。傾斜は不均一で、感覚的に13%を超える区間が3箇所、緩傾斜も2箇所ありリズムを取りやすい上りです。
決まったところにワンコもいます。3登目までは元気に追いかけてくれましたが、4登目以降はお利口さんに静観してくれました。
日が登るころには近所の人も活動し始め... いつの間にか補給物資を飲食店(当日はお休み)の窓際席に置いてもらえることになりました。さらに店の人から激励のメッセージとナイフ笑
ビール飲んでも良いよと言われたのですが、そこは流石にパス。でも色々話かけてくれて、さらに冷蔵庫も使わせてくれたりと中盤以降暑くなってきてからは特に助かりました。感謝です。
最初は10本刻みに休憩を入れて30登まで。登りは5分台で下りは2分なので、計8分として10本80分でお釣りが来るくらいでした。1cycが8分として休憩無しの105登でも840分=14時間かかる計算、長い...。ざっくり12時間くらいで終わるの予想してたのは見込みが甘すぎでした。
7,8時間台で走り切るコンタドールや高岡さんは同じ人間とは思えないですね。
↓はこのチャレンジの全てを物語っていると言っても過言では無いタイムチャート(標高、パワー、気温)。
徐々に気温が上り、50登目を迎える頃には消耗具合が一気に大きくなりました。
当日の天気。9月も終わりに近いですが台湾は暑い。
バテバテで走っても苦しいだけなので、コンビニ休憩をこまめに挟んで氷と掛水を活用しました。家族に約束していた帰宅時間から、終了予想時刻がどんどん遅れるのが心苦しかったです。でも再チャレンジだけはやりたく無いので、休憩してコツコツ登るを繰り返しました。100登は凄まじく遠いので、まずは目先の5本と言い聞かせてコツコツ。
日が暮れてからはややペースが戻って、92-100は9本連続で登れました。最後の4本を前にコンビニ休憩。これは正しい判断でした。休憩時に改めてStravaセグメントの獲得標高に104を掛けて、エベレストに足りない可能性あるので目標を105本に修正。22時前に無事105登を終えたのでした。
最後の登りの後、Garminサイコンだと累積標高差が8951m(気圧ベース)。すぐにデータuploadしてStravaの標高だと9045mになり達成を確信。かつセグメントもカウンター通り105回正しく表示されていました(2回ほどカウンター押したかどうか怪しい時がありどうかと思っていた)。
アパートまでは下り基調3kmでウイニングランのはずが、あまりにフラフラで下手したら吐きそうでした。家に帰ってシャワーと食事と洗濯までした時点でだいぶ回復。その後、Everestingの申請をしました。参考にしたWebsiteではVeloviewerの関与が必要とあったのですが、Stravaのログページ提出のみで申請出来ました。
翌日、申請は認められ晴れてEveresiting達成者となったのでした(涙
ありがとう家族、コース近所の人、昼のファミマの人、夜のファミマの人、夜の犬、昼の犬。
そして最後まで頑張ったあの時の自分にも感謝!!
案外やればできるね。10月からハードなイベントが続きますが頑張れる気がしてきました!!
<2023.10.1追記> ランニングも兼ねてお世話になった小吃店の老闆にお礼を言いに行きました。
ちょうどご夫婦にお会いできて良かったです。
ついでにセグメント中の写真も。
上からスタート地点付近、直線区間、ヘアピンカーブ付近。
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