関山峠~面白山間 探索 [仙台近郊の山]
今回は県境の縦走路を分断する問題の登山道無し区間をチェックしてきました。結果は、縦走路の一部として使うには難しそうでした、というか遭難しそうなルートでした。25km1450mUP/8時間18分→Stravaログ。つながる予定の泉ヶ岳-船形山-関山峠区間(→こちら) 。
958mピークの西の肩から面白山。
一応、GPSデータを落とせるようにルートラボにものっけました(Stravaでもログインすれば落とせますが)。地形図上でのログ表示も可能です。
前日(金曜)は人間ドックの奥さんにかわって子供の幼稚園体験に参加。慣れないことをして疲れたせいか土曜は遅めの起床で用意、ファミマで地形図を印刷して作並駅手前のもしもしピットに車を停めて9時半頃にスタート。朝降っていた雨は徐々に小ぶりに。
飲み物を家に忘れて作並温泉の案内所の自販機で補給。関山トンネルに近づくにつれ紅葉の色づきが進んでいきました。
ちょうど1hで48合線からの分岐地点。今回も土管から降下。
よく整備された峰渡りで関山まで。
関山峠(旧関山トンネル上部)の細尾根でやたら滑って落ちそうになると思ったら、靴のソールがツルツルでした、いつの間に。
807mピークで西に方向転換。小新川山というらしい。このあたりはピンクテープがあって、トレース簡単。
小山田新道跡との合流地点付近。基本ルート明瞭、少々藪化している箇所あり。
T字(822mピークの南東)。写真右側が北西方向に伸びる道。この手前も明瞭で簡単。もしかして13時台の電車でかえれてしまう?
969mピーク 北側の沢。小山田新道(トラバースルート)が不明瞭でトレースできなくなる。進行が一気に悪くなり、どんよりした気持ちに。帰りは15時台の電車か?
小山田新道のトレースは諦めて、稜線に上がり958mピークへ。Top写真の肩部を通過し、鞍部へ下る。鞍部は笹薮だったような。
そこからは稜線にそって面白山への登り。 850m地点。そこそこ快適。
1070m地点。中くらいの濃さの笹薮。下側は獣道になっていて、煩わしいけれどかき分けて進めるレベル。電車は17時台になるかも...。
その後、ひどい笹薮に遭遇。あまりの密度+急斜面の武者返し状態で何度か進行不能に。日没も迫っていて焦りもあったので写真は撮り忘れ。日が暮れたらビバークもあるかもと覚悟。ツエルトとダウン上下、食糧と水はあったので。
幸いなことに、突入すると絶望的に進めない笹薮も都度少しづつ巻いてマシなところから抜けて突破に成功。山頂に近づくにつれて潅木藪にかわり、力づくで突破して、潅木から飛びでる感じで一般登山道と合流。
奇跡的に日没前に面白山。ここからは普通の登山道、ということで一気に気持ちが楽になった。
下山開始してすぐに日没。予備電池に変えるのを面倒に感じて、あんまり明るくないヘッデンのまま下山。面白山高原駅についてホッと一息。
17時台の電車は30分前に出ていたので、待合所で1h待ち。風をしのげる屋内で、ビバーク用のダウンを着込んでも寒かった。壁の落書きとカメムシ臭が印象的。
19時過ぎの電車に乗り、無事に作並のスタート地点へ。
生まれて初めて、コーラ色の尿が出ました(@面白山駅と作並駅のトイレ)。自己診断は、血尿ではなくてミオグロビン尿というものだと。困難な状況を打破するために下半身に加えて上半身の筋肉も酷使したせいなのか、それとも、膝から下を枝に何度もぶつけ真っ赤になるくらいのダメージを受けたことが原因なのか。おそるべし、面白山。
<行程>
2018.10.27(土)
到着時刻 地点 距離
9:34 作並(駅より少し仙台側のもしもしピットP) 0km
10:38 峰渡取り付き点(土管) 10.2km
11:10 関山 11.6km
11:40 807mピーク 12.7km
12:55 小山田新道 T字分岐 15.2km
14:45 958mピーク付近 18.2km
15:13 面白山への稜線 850m付近 19.7km
15:23 面白山への稜線 900m付近 19.8km
15:28 面白山への稜線 950m付近 20.0km
15:35 面白山への稜線 1000m付近 20.1km
15:44 面白山への稜線 1050m付近 20.2km
15:55 面白山への稜線 1100m付近 20.4km
16:15 面白山への稜線 1150m付近 20.6km
16:23 面白山への稜線 1200m付近 20.7km
16:44 面白山への稜線 1230m付近 21.0km
16:46 面白山 21.1km
17:44 面白山駅登山口(車道) 24.8km
<ルート概要>
あっという間に雪の季節なので、今年中の南蔵王は難しいなー、来年。
958mピークの西の肩から面白山。
一応、GPSデータを落とせるようにルートラボにものっけました(Stravaでもログインすれば落とせますが)。地形図上でのログ表示も可能です。
前日(金曜)は人間ドックの奥さんにかわって子供の幼稚園体験に参加。慣れないことをして疲れたせいか土曜は遅めの起床で用意、ファミマで地形図を印刷して作並駅手前のもしもしピットに車を停めて9時半頃にスタート。朝降っていた雨は徐々に小ぶりに。
飲み物を家に忘れて作並温泉の案内所の自販機で補給。関山トンネルに近づくにつれ紅葉の色づきが進んでいきました。
ちょうど1hで48合線からの分岐地点。今回も土管から降下。
よく整備された峰渡りで関山まで。
関山峠(旧関山トンネル上部)の細尾根でやたら滑って落ちそうになると思ったら、靴のソールがツルツルでした、いつの間に。
807mピークで西に方向転換。小新川山というらしい。このあたりはピンクテープがあって、トレース簡単。
小山田新道跡との合流地点付近。基本ルート明瞭、少々藪化している箇所あり。
T字(822mピークの南東)。写真右側が北西方向に伸びる道。この手前も明瞭で簡単。もしかして13時台の電車でかえれてしまう?
969mピーク 北側の沢。小山田新道(トラバースルート)が不明瞭でトレースできなくなる。進行が一気に悪くなり、どんよりした気持ちに。帰りは15時台の電車か?
小山田新道のトレースは諦めて、稜線に上がり958mピークへ。Top写真の肩部を通過し、鞍部へ下る。鞍部は笹薮だったような。
そこからは稜線にそって面白山への登り。 850m地点。そこそこ快適。
1070m地点。中くらいの濃さの笹薮。下側は獣道になっていて、煩わしいけれどかき分けて進めるレベル。電車は17時台になるかも...。
その後、ひどい笹薮に遭遇。あまりの密度+急斜面の武者返し状態で何度か進行不能に。日没も迫っていて焦りもあったので写真は撮り忘れ。日が暮れたらビバークもあるかもと覚悟。ツエルトとダウン上下、食糧と水はあったので。
幸いなことに、突入すると絶望的に進めない笹薮も都度少しづつ巻いてマシなところから抜けて突破に成功。山頂に近づくにつれて潅木藪にかわり、力づくで突破して、潅木から飛びでる感じで一般登山道と合流。
奇跡的に日没前に面白山。ここからは普通の登山道、ということで一気に気持ちが楽になった。
下山開始してすぐに日没。予備電池に変えるのを面倒に感じて、あんまり明るくないヘッデンのまま下山。面白山高原駅についてホッと一息。
17時台の電車は30分前に出ていたので、待合所で1h待ち。風をしのげる屋内で、ビバーク用のダウンを着込んでも寒かった。壁の落書きとカメムシ臭が印象的。
19時過ぎの電車に乗り、無事に作並のスタート地点へ。
生まれて初めて、コーラ色の尿が出ました(@面白山駅と作並駅のトイレ)。自己診断は、血尿ではなくてミオグロビン尿というものだと。困難な状況を打破するために下半身に加えて上半身の筋肉も酷使したせいなのか、それとも、膝から下を枝に何度もぶつけ真っ赤になるくらいのダメージを受けたことが原因なのか。おそるべし、面白山。
<行程>
2018.10.27(土)
到着時刻 地点 距離
9:34 作並(駅より少し仙台側のもしもしピットP) 0km
10:38 峰渡取り付き点(土管) 10.2km
11:10 関山 11.6km
11:40 807mピーク 12.7km
12:55 小山田新道 T字分岐 15.2km
14:45 958mピーク付近 18.2km
15:13 面白山への稜線 850m付近 19.7km
15:23 面白山への稜線 900m付近 19.8km
15:28 面白山への稜線 950m付近 20.0km
15:35 面白山への稜線 1000m付近 20.1km
15:44 面白山への稜線 1050m付近 20.2km
15:55 面白山への稜線 1100m付近 20.4km
16:15 面白山への稜線 1150m付近 20.6km
16:23 面白山への稜線 1200m付近 20.7km
16:44 面白山への稜線 1230m付近 21.0km
16:46 面白山 21.1km
17:44 面白山駅登山口(車道) 24.8km
<ルート概要>
あっという間に雪の季節なので、今年中の南蔵王は難しいなー、来年。
2018-11-07 06:50
コメント(2)
参考になります
by まここ (2018-11-21 08:32)
ご覧いただきありがとうございます。南北の縦走路をつなげるとき、ここが唯一のネックですねー。
by まーはー (2018-12-09 08:34)