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雙塔2022 学長組 [レース&イベント]

一年間待ち焦がれた超追い風とエアロバーの助けを借りて3位フィニッシュ。
我ながら相当早かったです。526km1441mUp/16時間16分 (strava)。
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2回目からはクリスタル完走賞になります。



今回は所属していた新竹のcyclistのLineグループのメンバーにお願いして、スタート地点への移動、兼サポートカー(一度も見ること無し)、新竹への戻り移動を利用させてもらいました。全部で4000NTDくらい。

竹北駅で待ち合わせ。
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富貴角についたら、恒例の最北灯台ラン。 今回は冷たい雨だったので、少々寒かったです。
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荷物を預けたら、いよいよスタート地点へ。雨。
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今回の装備。エアロバー、ツールボトルをサドル下に搭載(スペシャサドル純正のアダプタ使用)したことが特徴です。
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泥除けにもなるし、サドル下は埋めたほうが空気抵抗が減るようです。

完全に冬の台湾の季節風です。→超追い風。
服装は普通の夏装備に、santiniのベスト。時期に暖かくなる予想でした。
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そして土曜朝の0時スタート。参加者は昨年以上のようですが、あまり前に行く人がいません。トップと3番手くらいの間を走りつつ、西濱道路へ。何かものを落としたり、徐々に遅れる人がでてきて、3人体制に。
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トラブル1発生。
なにか異音がすると思って手で探ってみるとサドル下のボトルケージ台座(Direct-Mount Reserve Rack)がグラグラしています。落下してタイヤとフレームに挟まると即終了になるので、停止して確認します。この時点で一緒に走っていた2人とはバイバイ。ネジが1個なかったので、取り外してボトルケージごと背中ポケットに入れました。あと500kmこれで走ると思うと気が重くなりました。それほどトルクかけられる部分でもなさそうなので、ロックタイト要ります。

再スタート後は快調に進み、へばっていた2番手選手を吸収。ほぼ前を引かない若者なのですが、一緒の車で来たメンバーだったので一緒に進みます。最初の休憩は4時、140km地点の白沙屯の7-11 。登りで彼と差がついてしまったので休憩しつつ待ちます。一応一緒にスタートすることにして、彼の休憩とトイレを10分待ちました。

2人で進んでいるうちに、休憩中に抜かれたであろう早い人とも合流できて、快走。台中も過ぎて、彼らは休憩で離れて、再び2人で進んでいると...

トラブル2が発生。
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周りに北高の選手もいないなと思っていたら、コースミスして彰化の街中まで行ってしまいました。鹿港にあるCP2通らないと完走扱いにならないので、必死にスマホナビでコース復帰しました。10km20分のロス。これはしょうがないとはいえ、ここでも同行の彼はおんぶに抱っこで全く何もせず。台湾人なんだからせめてその辺の人に道を聞くとかして欲しかった。バテバテだった彼をCP2まで見送った後、単独走に。まだ200km過ぎたところですが、追い風とエアロバーがあるので、まだまだいける。

520kmの旅だと色々あります。

微妙に補給のタイミングを逃して、次の補給はなんと10時、台南の手前、南鯤鯓代天府を過ぎた330km地点あたり。台南に住んでいる会社の友達(玉山や台東トライアスロンにも参加)が応援に来てくれました。

エアロバーは上半身をダランと休めるのに効果的で、全く腰が痛くならない!そして空力改善の効果も絶大なようで、普通に250Wくらいで漕ぎ続けると、あっという間に周りを離してしまうほど。体調は良好で台南の海辺を通過しました。

MRT手前青埔駅で左折し高雄の市街地に入った頃から、個人チャレンジ中の中学生?2人と一緒になりました。420kmコンビニで一度休憩、ここもなぜか一緒に。でもその後、離れてしまって挨拶もらってバイバイ。高雄の中心地回避のコース取りもスムーズに進み特にひどい渋滞は無し。

明るいうちにオーシャンビュー区間へ。CP4を過ぎるとトータルタイムがおおよそ見積もれる。残り85km、頑張って2時間半。タイムを出したいなら力を抜けないプレッシャーのある区間です。
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流石に疲れてきていましたが、休憩は檳榔屋さんでの水とBCAA、この区間のために用意したジェルのみで頑張りました。

トラブル3 あと5km, まだまだ明るい墾丁夜市街を走っていると、よく台湾にあるクレーンゲームの店舗から飛び出してきた女の子にぶつかってしまいました。これは予想外過ぎて最初何が起きたのか理解できなかったです。街中なのでスピードはおそらく20km/h以下と思いますが、私は多分フロント急ブレーキで一回転。私が起き上がった時、女の子は立っていて泣き始めていました。奥からお母さん出てきて、台湾人だけど日本語できる方。私が派手に転んだようでかなり心配され、少女側は大丈夫と。IDカード見せて何かあったら連絡してほしいと言いましたが、これも不要とのことで先を急ぐことに。自転車がハンドルとディレイラーの擦り傷くらいだったことが超ラッキーでした。自身の体も、後ろのポケットに入れていたカーボンケージとボトルから着地する形になり無傷。10分くらいロスで出発しました。

複雑な心境で後5kmを急ぎます。鵝鑾鼻につくまで異常に横風が異常に強いところがあり、実は一番怖かったです。そんなこんなでスピードも上がらず。。

いろいろありましたが、明るいうちにゴールも達成。ゴールした後、3位だったとTWBの日本語できるLinさん(去年もいた)から聞いて感無量でした。
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ゴール後はシャワーして帰りの車を待ちながらブラブラ。この無料の食事が格別で5杯ずつくらい食べました。
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その後、定番の最南端ウォーキング。今年はきちんと最南端に辿り着けました。
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深夜に新竹Lineグループの彼らと合流。
驚いたのは彼らは途中車に乗ってFinish地点まで来て、Finishするということを平気でやっていたことです。ズルして出て意味あるのか?というのが率直なところ。気分悪いところですが、彼らを頼らないと新竹に戻れなかったので、新竹までは同行することに。でも雇った運転手に食事連れて行け、迎えに来いなどなど言いたい放題で、運転手も疲れたから仮眠しないと運転できないとか言い出して大変でした。結局、車中で皆で仮眠したので、新竹到着は翌朝の6時くらいに。当然、彼らとはその後やり取りしませんでした。

参加賞など。
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色々あったのですが、ほぼほぼ思い通りに走れた貴重な経験になりました。理想的に全てが揃えば15時間30分くらいがになりそうな感じはありました。16時間でもタイム的には超良好なので、西雙塔は卒業でいいと思ってます。台湾KOMの時期と大体1週違いなので、次からはKOMに集中します!
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